静岡朝日テレビの取材
先日、静岡朝日テレビの記者さんから取材を受けました。
サイバー犯罪、セキュリティ事件に関することで、当方のブログを見て訪ねて来られました。
2月の内閣のサイバー月間に合わせて番組「とびっきり!しずおか」でレポートの放送を企画しており、そのための実例として大企業等では無く身近なところでの被害を取材して紹介したい、
そのためブログを検索して探していた、
そうしたところ攻撃を受けて解決した当社の事例がヒットしたそうです。
昨年、当社が制作を受託しているホームページが攻撃を受けました。
改ざんされ短時間、感染した状態になっていましたが、その状態は即刻解決し閲覧者が被害をこうむった公算は無いと判断しています、
そういった事例でした。
記者の方はなかなか身近に被害の事例が見つからないと言っており、当方は解決経緯の記録として掲載しているわけですが確かに余り事例の公開は無いと思います。
皆さんの会社のホームページは制作会社に発注している場合と、お店等の場合はオーナーの方が自分で作成している場合とがあると思います。
制作会社が制作を受け持っている場合、セキュリティ被害は自社の瑕疵にもなります、
閲覧者から被害の届けが無く、広く説明責任を周知する必要性が無い場合、受けた被害は公表しないだろうと思います。
またオーナーの方が自らが作成している場合、不慮の事態でコンテンツを失うと言ったことは聞きますが改ざんされるといったことは余り無いようです、
それは自ら作成している場合の多くは、有名プロバイダのホームページサービスを利用していてプロバイダ自体が対策を取っているからと考えられます。
なお制作会社が作成する場合は、コンテンツを自己責任でレンタルサーバに置く形態が主流です。
記者の方に尋ねられてお話ししたのは、その時の当方の対応や、また改ざんを発見してすぐに聞き取り来た県警の話などです、
県警からはすぐに三人のサイバー対策課の方が来られました、
その時に即時発見出来た経緯を尋ねたところ、重要性のあるサイトは常に監視している、と言うもので大変な仕事だと驚いたことを覚えています。
また当サイトを標的として狙った攻撃と心配していましたが、毀損等が見受けられませんし、その挙動からも不特定多数に向けた無差別攻撃だったと判断しています。
ところで同じくgoogleもこの被害を即時発見していました、ということは全世界のwebサイトを常に監査していることになります、とてつもないスケールだと思います。
今回のテレビ取材はそうのようなものでした、2/6の番組内でこういった内容を放送するとのことで、その下調査だったろうと思います。
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