ホームページが改ざん攻撃の被害を受けた報告(その2)です。 

当初、県警のサイバー対策室と警察庁技官の方三名が直ぐに聞き取りに来たのは、googleで表示されていた危険性の警告を見てのことかと思っていました。
その警告は下の写真の通りで、googleで検索すると閲覧がブロックされた上で表示されていました。感染していた延二日のうちの一日の間です。

警告表示

感染が行われて24時間ほどでgoogleはそれを感知し当方に注意喚起のメールを送って来ました、
自動化された検出手順によるものでしょうが素早いと思います、
そしてその時点でgoogle製webブラウザのクロームでは表示できなくなっており、他のブラウザでは警告表示が出ていました、
かなり重大性を感じさせるメッセージですので見た人は驚いたでしょうし、当方も肝を冷やしました。

閲覧者への被害もそして、この表示もオーナーの要職者としての信頼を損なうものです。
ウィルスの徹底駆除による安全性の回復と共に、この表示の解除も早急に行う必要がありました。
googleは解除の申請をwebからのみ受け付けており、googleのサービスは無償なわけですから、こちらが顧客としてのように例えば担当者などに直接要求を行うことは出来ません。
安全性の回復を行ったことを通知してgoogleが再度サイトを調べて表示の解除を行うのを待つことになります、最長24時間程度掛かるとの表示が受付画面に表示されていました。
気を揉んだのですが解除申請から12時間は掛からずに通常通り表示されるようになりました、胸をなでおろしました。

こうしてみるとgoogleは全世界のwebサイトを常に監査していることになります、とてつもない力量だと思います。

「その3」では行った、そして今後の改善対策に付いて触れたいと思います。